男子セブンズ(7人制)日本代表の瀬川智広HCが退任、「ダミアン・カラウナ」が就任へ

7人制ラグビー日本代表

男子セブンズの瀬川智広HCが退任、「ダミアン・カラウナ」が就任

日本ラグビー協会は10日に男子セブンズ日本代表の瀬川智広HCと女子代表の浅見敬子HCの退任を発表した。両HC共に2012年から4年以上に渡りチームを指導、瀬川HC率いる男子代表は今年のリオ五輪初戦でNZを破って予選突破を果たし、決勝トーナメントでも格上のフランスに勝利するなど4位の好成績を残し、日本を熱狂させた。

男子セブンズ日本代表HCの後任にはNZ人のダミアン・カラウナ氏(41歳)が今月から就任、女子の次期HCは決まっておらず、当面はこれまでコーチ等を務めてきた稲田仁氏が代行を務める。

オリンピックで4位という結果を残した瀬川HCの手腕は高く評価されており、留任を求める声もあったが、2020年に開催される東京オリンピックに向けて次のステップを踏み出す必要があるとしてHCの交代に至った。

ダミアン・カラウナ(Damien Karauna)氏はNZ出身の41歳で、選手時代はチーフスやNZの7人制代表として活躍、日本でも宗像サニックスでプレーした。

2012年にNZ7人制代表のアシスタントコーチに就任、名将ゴードンHCと共にチームを常勝チームに導いたものの、リオ五輪では日本に敗れるなどし5位と不本意な結果に終わった。

15人制代表のHCはジェイミー・ジョセフ、サンウルブズHCはフィロ・ティアティアが就任したが、7人制男子代表においてもNZ人で日本でのプレー経験があるダミアン・カラウナ氏が就任。

日本ラグビー協会はジョセフを総監督として、長年世界でトップに君臨するNZスタイルでの強化を図っているようで、ジョセフの人脈やコミュニケーションを考慮し各カテゴリーでNZ人がトップを務める体制となった。

7人制代表は選手が所属しているトップリーグチームの協力が欠かせず、7人制専属&プロ化も含めた体制面での構築が求められている。これらの課題をまずは解決したいところだ。

瀬川智広前HC退任のコメント

東京五輪でメダルを獲ることが私の次の目標でした。その意欲のなかで退任を告げられたことは正直残念に思いました。協会が2020年にメダルを獲るために次のステップが必要と判断をしたということだと思います。

リオ五輪でメダルを獲得できなかったという結果は真摯に受け止めたいと思います。自分の本心は現場に拘りたいという気持ちが強くあり、私の夢はオリンピックでセブンズ日本代表がメダルを獲ることです。

この情熱は誰よりも持っていると自負しております。まだまだ勉強してチャンスがあれば、またセブンズの現場に戻ってきたいと思います。

ダミアン・カラウナHC就任のコメント

男子セブンズ日本代表に参加できることなり、とても光栄に思っています。日本代表は人を興奮させるようなプレースタイルで知られており、東京五輪に向けて突き進むチームの手伝いができることを楽しみにしています。

リオデジャネイロ五輪の躍進後も、私たちのチームは、新しい選手たちを育成し、また、ワールドラグビーセブンズシリーズで一貫性のある結果を出して、成長していかなければなりません。日本のラグビーは今、ワクワクする時を迎えています。

その他詳細はラグビー協会HPにて。