【観戦記】トップリーグ2016第5節 パナソニックvsNTTコミュニケーションズ

山下弘資

今週末は2週間ぶりにトップリーグが開催され、秩父宮では金曜日ナイターでパナソニック対NTTコムの試合が行われた。

パナソニックはここまで2勝2敗でこの試合に負けると早くも優勝争いから大きく後退する重要な試合。一方、今年飛躍を目指すNTTコムとしては、越えなければならない相手との対戦。

東京はここのところ雨の日が多かったがこの日は涼しく、カラッとした天気でラグビー日和。いよいよ秋が到来、そしてラグビーシーズンが始まる気配の中試合が行われた。

トップリーグ第5節パナソニックvsNTTコム

NTTコムボールでキックオフ

NTTコム

キッカーはSO小倉順平。今シーズンは司令塔としてチームを牽引、評価も高い。

ファーストスクラム

スクラム

スクラムは試合を通してほぼ互角か、パナソニックがやや有利だった。

ベリック・バーンズのPGでパナソニックが先制

ベリック・バーンズ

試合開始直後から敵陣で攻めるパナソニック。7分、反則を得てバーンズがPGを決めて先制した。11分にもPGを追加しスコアは6-0に。

前半20分、パナソニック坂手淳史がトライ!

坂手淳史

前半20分、パナソニックはゴール前のマイボールラインアウトからFWがモールで押し込み、この日HOで先発したルーキー坂手淳史がトライ、ゴールも決まり13-0とリードを広げた。

徹底的にマークされるアマナキ・レレィ・マフィ

マフィ

ボールを持つと会場が湧くものの、その都度数人がかりで止められ前進を阻まれるマフィ。

前半26分、ヒーナン・ダニエルのトライでパナソニックが突き放す!

ヒーナン・ダニエル

パナソニックはラックから田中史朗がボールを素速く持ち出しゲイン、ヒーナン・ダニエルにパスをしてそのままトライ、20-0とした。

NTTコムは羽野一志、石橋拓也を中心に反撃するも。。

羽野一志

試合開始直後からパナソニックに圧倒され劣勢となったNTTコム。7人制代表のFB羽野やCTB石橋を中心にアタックするが、ノックオンや反則で自滅、チャンスがほとんどなかった。前半は23-0でパナソニックがリードし折り返した。

ラインアウトの攻防

ラインアウト

セットプレーにおいてもパナソニックはミスなく安定。マイボールをきちんと確保した。

後半も先にトライをとったのはパナソニック

笹倉康誉

後半4分、パナソニックはラックから田中史がBKへ展開、谷田部洸太郎から坂手淳史へパス、最後はオフロードで笹倉康誉に繋いでトライ、30-0と試合を決定づけた。

さらにリチャード・バックマンもトライを決め35-0に

パナソニック

後半10分、パナソニックは敵陣ゴール前のラインアウトからBKも入ってモールを押し込み、リチャード・バックマンがトライ、35-0とした。

後半18分にようやくNTTコムが反撃のトライ

NTTコム

この日全くいいところがないNTTコム。FW、BK一体となった攻撃でフェーズを重ね最後はシェーン・ゲイツがゴールポスト下に飛び込みトライ、35-7とした。

さらにNTTコムがトライを追加

山下弘資

ようやく攻撃のリズムを取り戻したNTTコム。次々にサポートしてボールを繋いで最後はFL山下弘資がトライ、35-14と差を縮めた。

秩父宮のメインスタンド

秩父宮メインスタンド

この日は8,853人の観客が秩父宮でラグビー観戦。メインスタンドはこの通り、2,000円の自由席はだいぶ埋まっているものの、中央の黄色のシート3,500円、4,500円の指定席は埋まらず。

後半33分から堀江翔太が登場

堀江翔太

昨年のW杯からほぼ休みなしでラグビーをしている堀江。サンウルブズとパナソニックではキャプテンも務めている。心身ともに疲弊しているためか、この日は後半33分から登場。

ロスタイムにパナソニック、北川智規がダメ押しのトライ

北川智規

パナソニックはロスタイムに北川智規がインターセプトしトライを決めた。このトライにより3トライ差をつけパナソニックはボーナスポイント+1点を獲得。

キッカーは藤田慶和

藤田慶和

ベリック・バーンズが負傷退場したため、キックを蹴ったのは藤田慶和。トップリーグ初の得点を決めた。

パナソニックが42-14でNTTコム相手に勝利!

パナソニック勝利

常にリードしたパナソニックが42-14で危なげなく勝利した。マン・オブ・ザ・マッチはパナソニックのFL布巻峻介。タックル、ブレイクダウンで存在感を発揮した。

得点差ほど実力差はないものの、NTTコムはノックオンなどイージーなミスが多く、パナソニックに付け入る隙を与えてしまった。しかし、No.8マフィやFB羽野のプレーは光るものがあり、この日観戦に訪れたジェイミー・ジョゼフ日本代表HCにアピールできただろう。

パナソニックはようやくエンジンがかかってきたようで、これから中盤、後半にかけての追い上げに期待できそうだ。

トップリーグ2016第4節の試合結果と全試合ハイライト動画

2016.09.20