サンウルブズ2017年は「フライト地獄」に。飛行時間130時間、移動距離は10万km!

サンウルブズ

サンウルブズ2017年はさらに過酷な遠征ツアーに

フライト時間は130時間、移動距離は地球2周半に相当

サンウルブズは2017年、秩父宮での試合が1試合減って4試合になったうえ、地球の真反対にあるアルゼンチンへの遠征も組まれたことから、2016年よりも厳しいスケジュールとなった。(サンウルブズのスケジュール詳細はこちら

まずは2月25日に秩父宮で開幕を戦った後に約1ヶ月の遠征がスタート、シンガポールで1試合 、南アフリカで2試合、そしてシンガポールで1試合を戦う。

4月8日に秩父宮でホーム2戦目を戦った後には、NZで3週連続で試合、そしてNZからアルゼンチンに移動して1試合、bye weekを挟んでシンガポールで試合と、パイロット並み?のフライトスケジュールが待っている。

全15試合のうちホーム秩父宮ではわずか4試合、準ホームのシンガポールで3試合、南アで4試合、NZで3試合、アルゼンチンで1試合を戦う。

さらに適応が難しいとされる標高1,000m以上のスタジアムでの試合が3試合となる見込み。このスケジュールを見た選手達はサンウルブズへの入団を尻込みしてしまうのではと心配になるほどだ。

海外メディアもサンウルブズの過酷なツアーに同情している。

NZheraldは「Flying hell(フライト地獄)」と題した記事で、サンウルブズが移動に要するフライト時間が2016年の113時間から2017年は130時間に増加、航空会社とスポンサー契約を結んだ方がいいとしている。

ワラタスHCはサンウルブズのオーストラリアカンファレンス入りを提言

foxsportsでもこの件について取り上げており、サンウルブズの移動距離は10万km(地球2周半)を超え、11週間はホテル暮らしになるとのこと。

ワラタスのダリル・ギブソンHCは「サンウルブズが過酷な旅に打ち勝つのは困難だ。」とし、「スーパーラグビーのカンファレンス分けはタイムゾーン毎の振り分けとし、サンウルブズはオーストラリアカンファレンスへ組入れるのが理にかなっている。」と述べ、スーパーラグビーのドラスティックな改革を求めた。

スーパーラグビーは改革途中

スーパーラグビーは2016年から18チームに拡大したものの実力差が拡大し競争力が低下、移動距離と選手への負担が増えて、各国・各チームの不満や利害などからシステムや制度変更を求める意見が多い。また、日本ではサンウルブズの健闘を称える意見が多いが、海外ではわずか1勝のみに終わったと批判する声も。

そんな中、nzheraldによるとスーパーラグビーを運営しているSANZAARのアンディ・マリノスCEO(Andy Marinos)はNZ、オーストラリア、南アフリカのマーケットは拡大の余地がなく他地域に求める必要があるとし、アメリカは有力な候補だと語った。

その背景にはイギリスやフランスのチームは資金力があり南半球のチームにとって選手引き抜きなどの驚異になっているためのようだ。

またマリノスCEOは2016年に新加入したサンウルブズを始めとする3チームについて「2016年の経験を生かして実力を発揮してくるはずだ。成長を楽しみにしている」と述べ期待感を示した。

スーパラグビーはアメリカやパシフィックアイランドの国の新規参入が噂され近い将来フォーマットが変わることは間違いない。その時に日本のチームが不利な条件で参戦するようなことがないよう、まずは2017年、厳しいスケジュールの中でも結果が求められそうだ。

サンウルブズの2017年日程発表!開幕は2月25日昨年王者ハリケーンズ@秩父宮

2016.09.20