セブンズ日本代表が帰国。4位の男子代表へ報奨金支給、東京五輪へ向けプロ化へ

ラグビー7人制日本代表

セブンズ日本代表が帰国

リオ五輪から正式種目となった「7人制ラグビー(セブンズ)」の試合を終えた7人制ラグビー日本代表男女チームが14日に帰国した。

結果は12カ国のうち女子は10位、男子は4位。男子は昨年W杯で南アフリカを破った15人制代表を思わせる活躍ぶりで、日本を熱くさせた。

男子はそれまでセブンズのワールドシリーズでも最高がベスト8、昨年はワールドシリーズに参戦できる上位15カ国の「コアチーム」にすら参戦できなかった弱小チームだった。

そのチームがワールドシリーズで最多優勝を誇るNZを破り、決勝Tでも強豪フランスに勝利したのは驚きで、大番狂わせとして世界のメディアでも大きく取り上げられた。

テニスの錦織選手もセブンズ男子の試合を見ており、フランス戦について「ラグビーがすごくて、見入ってしまいました。燃えました(笑)。気迫があって、最後の3,4分はすごいデッドヒートだったので、感動しました。」と語り、大きな勇気をもらったようだ。

4位の快挙を成し遂げた男子代表に報奨金を支給へ

日本セブンズ男子の4位という活躍ぶりを受け、日本ラグビー協会は選手に報奨金を支給することに。

昨年のW杯で南アを破るなど予選で3勝を挙げた15人制代表の選手にはスポンサーである大正製薬から100万円のボーナスが支給された。

今回は予選を突破しさらに4位という15人制を上回る結果であることから、同等かそれ以上が支給されそうだ。ちなみに両方のチームで代表入りを果たした福岡堅樹(パナソニック)は2年連続で報奨金を得るということに。

ラグビー7人制代表はプロ化の方針へ

日本ラグビー協会は今後7人制をプロ化し、強化を図っていく方針を明かした。

坂本専務理事は「7人制に専念できるスコッド(代表)を常設する」とし、岩渕GMによると、選手20名を協会が雇う形とし、この間選手は所属チームを休職扱いとし、給料相当額を協会から選手に支給する方向で考えているとのこと。

しかし、トップリーグのチームからすると、選手への給料を支払わなくてよくなるものの、チームの主力選手を7人制代表に取られる形となるため、すんなりと事が運ぶかは不明だ。

日本のトップラガーマンは、7人制代表、トップリーグ、スーパーラグビー(サンウブルズ)と大きく3つの選択肢があるが、7人制代表と他のチームを兼任するのは難しいため、協会を中心にうまい舵取りが求められている。

男子セブンズ日本代表メッセージ