【観戦記】スーパーラグビー2016第11節サンウルブズ対フォース

サンウルブズ

サンウルブズが念願の初勝利を挙げてから2週間、選手たちは1週間の休みを挟んでホーム秩父宮にフォース(豪)を迎えた。フォースとサンウルブズは共に今シーズンは1勝のみ、全体の順位はフォースが17位、サンウルブズが16位と低迷しているチーム同士の戦いとなった。

サンウルブズにとってはホーム秩父宮で2連勝を勝ち取るには組みやすい相手で、2勝目を期待した多くのファンが秩父宮に駆けつけた。

スーパーラグビー第11節サンウルブズvsフォース(豪)

フォースボールでキックオフ!

秩父宮

気温は25℃で快晴、観客として観戦するには最高の天気だが、選手にとっては暑くて消耗する中キックオフのホイッスルが鳴った。

タックル王マット・ホジソン

マット・ホジソン

10節までで125回のタックルを決め、スーパーラグビー全選手の中で最もタックルをしているFL7マット・ホジソン。

サンウルブズいきなりのチャンス!

カーペンター

試合開始早々、PGのチャンスを得たもののピシが外してがっかりしていたのも束の間、サンウルブズはマイボールスクラムからフィルヨーン大きくゲイン、堀江のロングパスを受けたカーペンターがゴールに迫る。

山田が先制のトライ!

山田章仁

カーペンターからパスを受けた山田がそのまま走り込んで。。

トライ

タックルを受けながらもトライ!ピシのキックは外れたものの5-0と幸先のいいスタートを切る。

フォースの反撃開始

フォースの攻め

サンルウブズがトライを取った2分後、立川のロングパスを相手にインターセプトされ5-7と逆転される。その後も攻撃の主導権を握ったのはフォースだった。

差が出たラインアウト

サンウルブズ

フォースのラインアウトキャッチはこの高さ。セットプレーが安定。一方、サンウルブズはラインアウトに苦しみ折角のチャンスを何度も相手に渡してしまう。堀江の鼓膜が破れているのも影響か。

前半13分、フォースBKにつながれトライを許す(5-14)

フォースのトライ

ピシのキックパスを確保したFBデイン・ハイレットペティがカウンターで大きくゲイン、フォースはBKとFWでパスを重ね最後はWTBのブラーシェがトライ。サンルウブズはタックルが甘く相手を止めることができなかった。

フォースの速い球回しについていけずトライを許す

フォース

2週間前のジャガーズ戦とは違い、いまいち覇気のないサンウルブズ。フォースが攻めてなんとかサンルウブズがディフェンスで凌ぐ時間帯が続くものの、根気負けでさらにトライを許す。

前半26分、4連続でトライを取られ秩父宮が静まり返る

フォースのトライ

ラインアウトでマイボールを相手に取られ、ディフェンスも一発で相手を仕留めることができず、ボールを繋がれ4連続でトライを許す。秩父宮は観客のため息の後に静まり返る。

前半は5-26でフォースにリードを許す

サンウルブズ

前半はサンウルブズのトライ1に対し、フォースが4トライで5-26とリードを許す展開に。秩父宮のバックスタンドはGWで晴天ということもあって多くの観客が詰めかけたものの、期待を裏切られる試合展開に。

逆転を狙って後半開始!

後半開始

後半開始。課題となっているスクラムは安定、相手にプレッシャーをかける場面も。

後半の最初のトライはフォース(5-33)

トライ

21点差のビハインドで後半を迎え、サンウルブズとしてはこれ以上点が離れると厳しい状況でトライを取られてしまう。トライを取ったのはパナソニックにも所属しているフォースのベン・マッカルマン。これで5-33。

ピシと堀江を中心に円陣を組むも。。

トライ後のサンウルブズ

トライを取られた後の円陣。気になるのはいつも元気のカークがちょっと円陣から離れていること。声を出している選手も少ない。

サンウルブズようやく反撃のトライ!(10-33)

トライ

サンウルブズはラインアウトからFW、BKで攻めて最後はピシがトライを決めた。トライ後のゴールは外れて10-33。

続けてカーペンターがトライ!(15-33)

サンウルブズ

フォースに疲れが見えきた後半、サンルウブズは何度も相手ゴールに迫り、最後はカーペンターがトライを決めた。ピシに代わって入った田村のキックは外れる。

怪我から復帰した山田章仁

山田章仁

昨年フォースに所属したものの出番がなかった山田。怪我から復帰したこの試合では存在感抜群、何度もボールを持って攻め入った。

空中戦はフォースに支配される

ラインアウト

ハイパントのボール争奪戦ではフォースに完敗。

インターセプトからトライを許す(15-40)

日和佐

日和佐のロングパスをインターセプトされそのままトライを許す。インターセプトで許したトライはこの日2本目。焦りから一発トライを狙ったのが裏目に。

最後にフェーズを重ねて山田がフィニッシュ!(22-40)

IMG_5822

サンウルブズはフェーズを16も重ねて最後は山田がトライ!山田は今シーズン7トライ目。最後に意地を見せた。

22-40で試合終了

試合終了

後半だけを見ると17-14とフォースに勝ったものの、前半の大差を覆すことができず22-40で悔しい敗戦となった。

2勝目を挙げたのはフォース

ノーサイド

サンウルブズは負けたうえ、順位でもフォースに抜かれ暫定で18チーム中17位に。

これまでのホーム秩父宮での4試合の中では最も失望した試合だった。結果として、ラインアウトが合わなかったことと、インターセプトから許した2つのトライが痛かった。マイボールラインアウトで失ったボールは4回、サインが合わなかったものの、結果的に運良く確保できたプレーもあった。

先週bye weekで休みということもあり、試合勘を取り戻すのが難しかったこともあるが、ホームで下位に低迷しているフォースとの試合だけに、少なくとも接戦を期待していたファンを裏切る試合となってしまったのは残念。試合終了10分前くらいになると、混雑を避け早めに帰路に向かう人も多かった。

ポジティブな面はスクラムで優勢だったこと、交代で入った安藤や具がいい働きをしたことでこれからも、試合に出場することが多くなるのではないか。

今後はストーマーズ、レッズ、ブランビーズ、ワラタス、ブルズ、シャークスと強豪との試合が続く。秩父宮での試合は7月2日のワラタス戦のみ。なんとかもう1勝を期待して残り6試合を応援したい。

スーパーラグビー第11節対フォース戦のサンウルブズ選手採点と評価

2016.05.07