【観戦記】トップリーグ2015順位決定トーナメント リコー対豊田織機

バツベイシオネ

2016年のトップリーグは1月9日に順位決定トーナメント1回戦で幕を開けた。

秩父宮での1試合目はグループAで最下位の8位に終わったリコーとグループBで5位の豊田織機の試合。この試合で負けたチームは13位以下となり、トップリーグ入替戦に自動的に回ることになるので、なんとしても勝ちたいところ。

順位決定トーナメント リコー対豊田織機

この試合の注目はリコーのSOバーナード・フォーリーと豊田織機のSOマーク・ジェラードのオーストラリア代表対決。特にバーナード・フォーリーは2015年W杯でもオーストラリアの司令塔として活躍したワールドレベルの選手。リコーはリーグ戦では7戦で全敗と厳しい試合が続いているだけに、この試合で初勝利をもぎ取りたい。

試合開始直後から一進一退の攻防が続く

リコー対豊田織機

両チームともに気合が入っており、厳しいディフェンスで相手に好機を与えず見ていて面白い試合に。

オーストラリア代表バーナード・フォーリー

バーナード・フォーリー

ゴールキッカーとしての役割をこなすフォーリー。ランで何度かゲインする場面があったものの、決定的なチャンスは作れず。

ラインアウトは両チームともマイボールを確保

ラインアウト

ラインアウトでボールをキャッチするブロードハースト。この日はボールを持って突進する機会は少なかったものの、ラインアウトではジャンパーとしてマイボールを確保。

スクラムはほぼ互角

スクラム

スクラムは両チーム力が拮抗していて、どちらかが一方的に押し込む場面は見られなかった。

前半30分を過ぎても0-0と両チーム譲らず

リコー対豊田織機

リーグ戦で下位同士のチームの戦いとあって注目度は低く期待していなかったものの、試合そのものはボールがよく動き面白い内容。前半30分を過ぎても両チーム共に得点はなし。

前半35分にリコーが先制

リコーのトライ

前半はこのまま0-0で終わるかと思った矢先、リコーが相手陣内に攻め入り最後はWTB長谷川がトライ。

前半は7-0でリコーがリードして終了

前半終了

前半はリコーが1トライ、1ゴールで7-0とリード。ロースコアの試合に。

後半開始早々に豊田織機が追いつく

後半開始

後半が始まってすぐ、豊田織機がFWで攻めて最後はPR浪岡がトライ。マーク・ジェラードのゴールも決まり7-7の同点に。

さらに豊田織機が攻め入る

マーク・ジェラード

後半に入ると豊田織機が試合を支配。後半開始直後にトライを2つ連続でとると、13分にはマーク・ジェラードがトライをとり19-7と豊田織機がリードを広げる。

バツベイシオネのトライ

バツベイシオネ バツベイシオネ

後半36分にはバツベイシオネが右隅にトライをとって試合を決めた。トライ後ブライス・ヘガティーと抱き合うシオネ。

ティム・ナナイウィリアムズも見せ場作れず

ティム・ナナイウィリアムズ

後半途中にフォーリーに代わりサモア代表のティム・ナナイウィリアムズが入ったものの、試合の流れを変えることはできず。

豊田織機が27-17で勝利

試合終了

リコーは後半39分にトライをとったものの、時すでに遅し。豊田織機が後半に4トライを獲って逆転勝利。豊田織機はトップリーグ残留決定、リコーは今季初勝利はならずで、さらにトップチャレンジのチームとの入替戦を戦うことが決定した。

試合を観戦して気づいたのは前半から豊田織機の方がよく声を出していて、まとまっていたように見受けられた。観客が約3,700人と少ない中での観戦だったので、選手の声が観客席にもよく聞こえ、豊田織機の選手は常に声を出してコミュニケーションをとっていた。

一方、リコーは豊田織機と比較するとおとなしかった印象。強烈なリーダーシップを持った日本人選手が必要ではと感じた。

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2016.01.08