【観戦記】大学選手権2015準決勝 帝京大学vs大東文化大学

帝京vs東海

1試合目の東海vs明治に続き、秩父宮での大学選手権準決勝2試合目は帝京大学vs大東文化大学。

1980年代後半に大東文化はトンガからの留学生を擁し大学選手権優勝を果たすなど、昔からのラグビーファンにとってはお馴染みの古豪。一方の帝京大学は、相手はもはやトップリーグのチームといっていいほど大学では圧倒的な戦力を有する大学王者。

そんな注目の新旧王者対決が秩父宮で決勝進出をかけて行われた。

第52回全国大学ラグビー選手権準決勝 帝京大学vs大東文化大学

試合開始1分で帝京が先制トライ

帝京のトライ

試合開始のホイッスルが鳴って1分後に帝京が早くもトライ。帝京はパスもランもとにかく速くて、次から次へと姿を見せる赤い選手が怒涛の攻めを展開した。

ラインアウトでの攻防

ラインアウト

帝京ボールのラインアウト。帝京のスロワーは怪我で欠場した坂手主将の代わりに2年生の堀越が務めた。

帝京の司令塔SO松田力也

松田力也

ゴールキッカーも務める帝京の司令塔松田力也。攻守に存在感抜群。

リードを広げる帝京

石垣航平

帝京CTB石垣が手を伸ばしてトライ。試合開始10分で帝京が早くも3トライを獲ってリード。

前半14分に大東文化が反撃のトライ

大東文化のトライ

一方的な展開になるかと思われた矢先、大東文化がトライで意地を見せる。

前半だけで3トライの帝京CTB石垣

石垣航平

石垣のトライで大東文化をさらに引き離す。石垣は身長183cm、体重104kgとセンターにしてはワールドクラスのサイズ。デカくて強くて速くて今後が楽しみな選手。

大東文化アマト・ファカタヴァのトライ

アマト・ファカタヴァ

195cm、103kg、トンガ出身の1年生No.8アマト・ファカタヴァのトライ。ちなみにLOのタラウ・ファカタヴァ(194cm、104kg)とは双子。

スクラムは帝京の圧勝

帝京vs東海

一人当たりの体重が10kg重い帝京FW。スクラム、モール共に大東文化を圧勝。

帝京FB森谷圭介

森谷圭介

身長184cm、体重92kgのFBで岩出監督曰く、今すぐにスーパーラグビーに行っても通用する選手とのこと。五郎丸のライバルとなるか?

前半は40-21で帝京リード

前半終了

前半は40-21で帝京リード。大東文化はアマトが個人技で2トライ挙げなんとか食らいつくもこれ以上点差が広がると苦しい展開。帝京は組織としては崩壊していないので、大東文化のキーマンであるトンガ勢を止めたいところ。

後半は大東文化のトライでスタート

大東文化のトライ

後半開始直後、大東文化はFW・BK一体となった攻撃でボールを前に運び最後はLO長谷川がトライ。26-40と迫る。

押す帝京

押す帝京

後半開始直後は大東文化が攻めたものの次第に地力に勝る帝京ペースになり、ほとんどの時間を大東文化陣地でプレー。スクラムで凄まじいプレッシャーをかける帝京。

4連続トライで帝京が大東文化を突き放す

帝京のトライ 帝京のトライ

後半16分に帝京WTB竹山がトライを獲ると、帝京は攻撃のピッチをあげて4連続トライ。

試合終了間際にアマト・ファカタヴァが激走でトライ

アマト・ファカタヴァ アマト・ファカタヴァ

大量リードを許した大東文化はアマトが後半40分に自陣から帝京デフェンスをかわして、ライン際を独走してトライするもここでノーサイド。しかしこのアマトの激走が会場が一番沸いたシーンだった。

帝京が68-33で勝利

帝京の勝利

試合は大学選手権7連覇を目指す帝京が王者の貫禄を見せつけ勝利。しかし失点も多く課題が残った試合となった。

大東文化はタラウとアマトの1年生双子コンビが凄まじい身体能力を見せつけ今後3年間は注目すべきチーム&選手として観客に印象を残した。両選手とも体が大きく、スピードもありプレーは日本代表のマフィを見ているよう。

決勝戦は1月10日(日)秩父宮で帝京大学と東海大学が大学NO.1をかけて戦う。