【観戦記】トップリーグ2015東芝対サントリー

東芝対サントリー

12月26日(土)トップリーグ最終節、秩父宮での2試合目は東芝とサントリーという府中市を本拠地にするチーム同士の戦い通称「府中ダービー」。

この両チームは社会人時代からの強豪であり、いいライバルであり、日本ラグビー界を引っ張ってきたチームで数々の熱戦を演じてきた。

秩父宮はこの試合で観客が2万5,000人を超え、トップリーグ史上最多を記録。トップリーグはラグビー熱を追い風に超満員の中、2015年リーグ戦の幕を閉じた。

トップリーグ東芝対サントリー

東芝、サントリー共にここまで4勝、この試合に勝つと各グループ4位までのチームが進めるLIXIL CUPに進出することができ、負けると他チームの試合結果にもよるが5位以下のチームが戦う順位決定トーナメントに回ることになるかもしれない重要な戦い。

サントリーのSH先発はデュプレア

東芝対サントリー

サントリーには南アフリカ代表のデュプレアの他、日本代表の日和佐、帝京出身のルーキー流など優秀なSHがいるものの、大事な試合の先発はやはりこの人。

前半8分東芝WTB大島のトライ

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トライ後にガッツポーズする大島。SH小川のショートパントをキャッチしてそのままインゴールへ。

サントリーを圧倒する東芝FW

東芝のスクラム

スクラムで押し込みさらにモールでも前に進む東芝FW。

前半18分東芝がペナルティトライ

ペナルティトライ

東芝FWの圧力にサントリーは反則を繰り返し、最後には東芝のペナルティトライに。この時点で東芝が17-0とリード。

今日も大活躍リーチ

東芝対サントリー

ラインアウトで競るリーチ。両膝はテーピングでガチガチ、満身創痍だろう。

東芝FW

この日はNo.8で先発。ゴール前のスクラムからのサイド攻撃。

前半36分東芝CTB増田のトライ

東芝増田のトライ

WTB大島がサントリーバーガーのタックルを浴びながらオフロードで増田にパスしてそのままトライ。

サントリーのNo.8はツイヘンドリック

ツイヘンドリック

リーチに負けじと気を吐くツイ。やはり日本代表の選手はプレーで目立つ。

東芝がリードして後半スタート

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前半終了時点で東芝が25-7とリード。ペナルティはサントリー10に対して東芝はなんと0。後半開始早々、相手陣内へ攻め入る東芝LO小瀧。予想外の大差でリードを許したサントリーファンは微妙な判定に「サントリー審判に負けるな!」とのヤジで観客が沸く場面も。

東芝vsサントリー戦は観客が25,027人とトップリーグ史上最多を記録!

トップリーグ史上最多の入場者数

1試合目のヤマハvsキヤノン戦の方が多かったかなという印象だったものの、東芝vsサントリー戦で観客数最多を記録したとのこと。

劣勢で見せ場が少なかったサントリー松島

松島幸太郎

個人技に優れた松島もこの日はFWがスクラム&モールで劣勢、相手デフェンスも隙がなく、なかなか見せ場を作ることができなかった。

リーチのオフロードパス

リーチマイケル

タックルを受けた瞬間にボールを地面に置くか、味方にオフロードパスを放つか、どちらがいいか瞬時に判断する。本来持っている運動能力と小さい時からの経験が物を言う。

NZオールブラックスのメッサムが後半に出場

東芝の強さ

メッサムがリザーブという東芝のFW陣。FWは先発8人のうち、三上、湯原、大野、リーチの4人が日本代表という厚い選手層。

東芝が25-14で勝利

東芝勝利

後半は前半とは一転してロースコアの展開となった。両チーム相手陣内に攻め入るも、あともう一歩でトライを奪うことができず。

試合のブザーが鳴った後にサントリーはFW、BKがボールを繋ぎ最後はWTB長友がトライ。ピシがトライ後のゴールを決めた後ノーサイドとなった。

東芝はスクラムが強くてラインアウトも安定、デフェンスでは反則をせずに終始集中してプレー。先週は近鉄に圧勝、最終節もサントリー相手に完勝で今最もチーム状態がいいのではないか。

この結果、東芝はグループAでパナソニックに次ぐ2位、一方サントリーはこの日行われた近鉄対NTTコム戦が20-18と僅差の試合となったため、負けたNTTコムも勝点を獲得しNTTコムがグループAで4位。サントリーはグループAで5位となりLIXIL CUP進出ならず8位以下が決まった。