【観戦記】トップリーグ2015 ヤマハ対キヤノン

ヤマハvsキヤノン

早いもので12月26日がトップリーグ2015-16シーズンのリーグ戦最終節。12月は最も晴れの日が多い月というだけあって、この日も好天、陽が当たるとジャンパーすら不要なポカポカ陽気でのラグビー観戦となった。

秩父宮での1試合目は今や国民的スターとなった五郎丸が所属するヤマハの試合だけに、前売り券は完売、当日券も5分で全て売り切れる盛況ぶり。試合開始2時間前に外苑前駅に着くとすでに大混雑、秩父宮の開場時間も大幅に早まり、席を確保するのに一苦労だった。

トップリーグヤマハ対キヤノン

ヤマハとキヤノン共に、グループBで5勝1敗同士でグループトップ通過を賭けた大一番の試合。ヤマハは昨年の日本選手権で優勝、キヤノンは昨年7位ながら今年は新戦力の活躍もあってここまでトヨタを破るなど飛躍したシーズンとなった。

両チームとも順位決定トーナメントで有利な組み合わせを確保するため、絶対に落としたくない一戦だ。

圧倒的な存在感をみせるウィリー・ルルー

ウィリー・ルルー

キヤノンのFBで今季加入したウィリー・ルルー。南アフリカ代表キャップ34の実績通り、鋭いステップと速さで相手を翻弄。なにかをしてくれそうな選手。

スクラムは互角

スクラム

トップリーグで一番強いといわれるヤマハのスクラム。この日はキヤノンの対策もバッチリだったようでスクラムは互角だった。

秩父宮の観客は22,843人

ヤマハvsキヤノン

普段はガラガラな立ち見の北スタンドもこの通りギッシリでほぼ満席。やはり観客が多いと歓声やどよめきが大きく盛り上がる。選手も気合が入るだろう。

生の五郎丸ポーズ

五郎丸ポーズ

これがブームの火つけ役となった五郎丸ポーズ。この瞬間、秩父宮の数千人がスマホやカメラのシャッターを切ったことだろう。

大活躍のヤマハWTBハビリ・ロッキー

ハビリ ロッキー

金髪でいかつい体をしていて目立つハビリ・ロッキー。この日はプレーでも再三ゲインするなど目立った。体重100kgを超える大型WTB。

ラインアウトでの争奪戦

ラインアウト

ヤマハのLOクリシュナンがマイボールを確保できず。ヤマハはラインアウトに課題が目立った。

攻める五郎丸

五郎丸歩

この日はゴールだけでなくトライも獲った五郎丸。キヤノンのFBルルーと比べるとボールを持った時のランでは劣るものの、デフェンスやキック力では負けていない。

後半33分キヤノン宇佐美のトライ

宇佐美のトライ

身長197cm、まだ23歳でこれからのジャパン入りが期待される宇佐美のトライ。

2011年W杯時のキャプテン菊谷崇

菊谷崇

菊谷も後半から出場してなんとかヤマハに追いつこうとするも、キヤノンは反則が多く厳しい展開に。

33-19でヤマハの勝利

ヤマハの勝利

前半は両チーム2トライを挙げ17-12とヤマハが接戦ながらもリード。後半になるとキヤノンのデフェンスが甘くなり、シンビンで退場者を2人も出すなど規律が乱れてしまいヤマハが優勢に。

シンビン以外でもキヤノンはオフサイドの反則が多くなかなかリズムに乗ることができなかった。一方ヤマハはマレ・サウ、ハビリ・ロッキーの2人を核に攻め入り中盤に連続で点を積み重ねることができたのが大きかった。

この結果ヤマハはグループB1位、キヤノンはグループB4位で順位決定トーナメントLIXIL CUPへ。グループAを勝ち上がった強豪とどう戦うか注目だ。

菊谷 ルルー

試合後の歓声に応える菊谷とルルー。敗れはしたものの、リーグ戦が終わって一息というところか。